いったん、Cosminexusが優れた基盤製品であると判断すると、基盤技術本部の行動はすばやかった。2007年9月、5名の技術者が合計7つのCosminexus認定資格講座を受け、認定資格試験を受験した。そして、一回目のチャレンジで全員が合格し、合計7つの認定資格を取得したのである。
「わたしは、プラットフォームエンジニアとコンサルタントの資格を取りました。導入ノウハウと、ハードウェアのサイジング・見積りのノウハウを身につけておきたかったからです。講師の系統立った講座を受け、受験のために集中して勉強することで、独学よりもはるかに効率よくCosminexusのことを知る足がかりができました」と大矢氏は語る。
また、プラットフォームエンジニアとプラットフォームプロフェッショナルの資格を取得した安藤氏は、「お客さまへ提案するにはまず、その製品のことをよく知ることが大切だと考えて、講座と試験を利用しました。特に役立ったのは認定資格講座です。他のアプリケーションサーバ製品との違いを理解し、Cosminexusでなければできない機能を見つけるのに大いに役立ちました」と語る。
上島氏は、大矢氏と同様に、サイジングや見積りのノウハウを身につけるために、コンサルティングの資格を取得した。
「どういう考え方でサイジングをしているのか、きめ細かく説明してくれたため、『講座でここまで教えてくれるのか』と驚きました。ノウハウの重要なところをメーカーのブラックボックスとして確保しておこうという発想がまったくない。今では、見積り概算なら日立に問い合わせすることなく自分でやることができますから、お客さまのニーズを聞き取り、あくまでもお客さまのメリットを優先させた、お客さまの視点で提案を行うことができます」と上島氏は語る。
同社は、JP1認定資格制度をすでに利用しており、知識を網羅的に身につけるのに認定資格制度を利用すると効果的であるということをよく知っていたのである。
「Cosminexusの特長を理解すること、J2EEの基本を復習すること、さらに、システム構築や提案のポイントを知ること。この3つの目標を達成することによって、お客さまへ付加価値の高い提案をすることも可能になりました」と安藤氏は語る。